CASE 相談事例

相談事例:加入している生命保険について

長い間、生命保険の見直しをしていません

20代のころに加入した生命保険を現在まで全く見直しをしていません。
当時は勤務先の付き合いであまりよく考えずに加入したのですが、さすがに生活環境も変わり見直しをしようかと思っています。
保険商品も当時に比べてだいぶ変わっているようなので、現在の生活環境に合わせたものに変えていきたいと思います。

見解とアドバイス

加入している保険を拝見させていただいたところ、一番目についたのは死亡保障が大きすぎるということです。
現在は会社勤めをされていらっしゃるということで、在職中については社会保険も充実していることから、そこまで大きな死亡保障は必要ないかと思います。
その代わりに入院時の保障が薄く、死亡保障を抑えてケガや入院時の保障を手厚くする方向性が良いかと思います。
また、がん保険については、現在加入の保険は終身保険で、かつステージ1以前が対象になっているという、現在では廃止された内容になっています。
こちらは切り替えるとステージ1以前のガンは支払い対象にならないので、現在のガン保険と比べるとやや高額にはなりますが、引き続き現在のものを継続される方がよろしいかと思います。

アドバイス実行プラン

相談者からのご依頼に基づいて、様々な会社の商品を扱う総合代理店をご紹介。
ガン保険はそのまま継続で、死亡保障中心の内容については解約。
代わりに、死亡時は少額なものになりますが入院時は1日目から給付金が出る保険に切り替え。
また、それとは別に貯蓄性の高い変額年金にご加入されました。

今回のご相談のまとめ

生命保険は時代に合わせた新商品が常に開発されますが、その中にも条件が良くなる商品、悪くなる商品が混在しています。
また、ライフプラン自体も年齢や生活環境によって変化していきますので、その時々に応じて適切な構成にしていくことが重要になってきます。
もちろん、何年ごとという定期的な見直しをおすすめはしていますが、実際はなかなか難しいところもあるかと思いますので、ご結婚やご出産など大きなライフプランの変化があった時だけでも見直しをご検討していただければと思います。